ソフトウェア開発における「フレームワーク」とは

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ソフトウェア開発における「フレームワーク」とは、アプリやウェブサイトを作るときに便利な道具や部品のセットのようなものです。この道具セットを使うと、ゲームやアプリを最初から全部自分で作るよりもずっと簡単に、早く作ることができます。フレームワークは、プログラミング言語に応じて様々な種類があります。それぞれのフレームワークは、特定のタイプのアプリやウェブサイトを作るのに特に役立ちます。ここでは、いくつかのフレームワークを紹介します:

 

ウェブサイトを作るためのフレームワーク

React: これはウェブサイトの見た目を作るためのツールです。ブロックを組み合わせるようにして、ウェブページを組み立てることができます。

 

Angular: これもウェブサイトを作るためのツールで、Reactに似ていますが、もっとたくさんの部品が最初から入っているセットです。

 

Vue.js: これはとても簡単に使えるウェブサイト作成ツールで、初心者でも始めやすいです。

 

Django: これはウェブサイトの裏側の仕組みを作るのに役立ちます。データベースとか、ユーザーの情報を管理する部分を作るときに便利です。

 

Ruby on Rails: これもウェブサイトの裏側の部分をサクサクと作ることができるツールです。Djangoと似たような使い方をします。

 

スマホアプリを作るためのフレームワーク

Flutter: これはスマホアプリを作るためのツールで、一度作れば、iPhoneでもAndroidでも使えるアプリができます。

 

React Native: これもスマホアプリを作るときに使います。ウェブのReactと似ていますが、こちらはアプリ専用です。

 

Xamarin: これはMicrosoftが作ったツールで、C#という言葉を使ってアプリを作ります。FlutterやReact Nativeと同じように、いろんなスマホで使えるアプリが作れます。

 

デスクトップのアプリを作るためのフレームワーク

Electron: ウェブの技術を使って、WindowsMacのコンピューターで動くアプリを作ることができます。

 

.NET Framework: これはWindowsのコンピューターで動くアプリを作るときによく使われます。Microsoftが作っています。

 

Qt: これはゲームやプロのソフトウェアみたいな、ちょっと複雑なアプリを作るときに使います。C++という言葉を使ってプログラミングします。

 

これらのフレームワークを選ぶときは、何を作りたいか、どんなプログラミング言語が得意かなどを考えて選ぶといいです。それぞれのフレームワークには得意なことがあるので、プロジェクトに合ったものを選ぶと、もっと簡単に素敵なものを作ることがでるようになります。