AWS認定資格とは？
AWS（Amazon Web Services）は、インターネット上で色々なコンピューターサービスを使えるようにするアマゾンのサービスです。これを使うと、自分のパソコンに特別なプログラムを入れたり、大量の情報を保存したりする必要がなくなります。
例えば、ゲームやアプリを作るときには、通常、パワフルなパソコンやたくさんの保存スペースが必要ですが、AWSを使えば、アマゾンが用意している強力なコンピューターを使って、プログラムを動かしたり情報を保存したりできます。
そして、プロジェクトの必要に応じて、使うリソース（コンピューターの能力や保存スペースなど）を増やしたり減らしたりできるので、とても柔軟で効率的に作業ができます。
AWSは、ゲームやアプリを作るだけでなく、ウェブサイトを運営したり、情報を分析したりするのにも使えます。会社のプロジェクトや趣味でアプリを作るときなど、いろいろな場面でAWSを使うことができます。
AWS認定資格は、AWSのサービスを上手に使えることを証明する資格です。この資格は、AWSが行う試験に合格することで取得できます。
AWSの機能をよく理解して、上手に使えることが証明できるわけです。AWS認定資格には、初心者からプロフェッショナルまで、いろいろなレベルがあります。現在は12種類の資格があり、これからも新しい資格が増える予定です。
この動画では既存の12の認定資格に加え、今年からはじまる新しい認定資格を解説します。
- CLF (Cloud Practitioner) は、AWSの基本を学ぶ資格です。クラウドコンピューティングが何か、AWSがどのように機能するかの基礎を理解するためのものです。
- SAA (Solutions Architect - Associate)は、 AWSでシステムやアプリケーションを設計する方法を学ぶ資格です。どのAWSサービスを使って、安全で効率的なシステムを作るかの知識が問われます。
- DVA (Developer - Associate) は、AWSを使ってアプリケーションを開発する開発者向けの資格です。AWS上でプログラミングをする際のベストプラクティスやツールの使い方を学びます。
- SOA (SysOps Administrator - Associate)は、AWSのシステム運用に焦点を当てた資格です。システムの監視、トラブルシューティング、リソース管理などのスキルが求められます。
- DEA (Data Engineering - Associate)は、 データエンジニアリングに特化した資格で、大量のデータをAWSでどのように処理、分析するかを学びます。
- SAP (Solutions Architect - Professional) は、より高度な設計スキルが求められるプロフェッショナルレベルの資格です。複雑なシステムや多様な要件に対応するための深い知識が必要です。
- DOP (DevOps Engineer - Professional) は、開発と運用の両方に関わるプロセスを改善するための資格です。自動化、連続的なデリバリー、高速なトラブルシューティングなどの技術がカバーされます。
- ANS (Advanced Networking - Specialty) は、AWSのネットワークに関する専門知識を証明する資格です。大規模なネットワークの設計やセキュリティ、最適化に関する深い理解が求められます。
- DAS (Data Analytics - Specialty)は、データ分析に特化した資格で、AWSのツールを使ってデータを収集、分析、可視化する方法について学びます。
- DBS (Database - Specialty)は、AWSのデータベースサービスに特化した資格で、データベースの設計、移行、管理、最適化に関する深い知識が必要です。
- PAS (SAP on AWS - Specialty)は、SAPアプリケーションをAWS上で動かすためのベストプラクティスや技術を学ぶ資格です。SAPシステムの導入、運用、移行に関する知識が問われます。
AWS認定資格は、クラウドテクノロジーの分野でのあなたの専門性とスキルを証明するための素晴らしい手段です。これらの資格を通じて、AWSの基本から高度なテクニカルスキルまで、幅広い知識と能力を身につけることができます。学生からプロフェッショナルまで、AWSの世界で自分のキャリアを築きたいと考えているすべての人にとって、これらの資格は貴重なステップです。クラウドテクノロジーは私たちの未来であり、AWS認定資格を取得することで、その未来を形作る一員となることができます。あなたの学習旅行において、これらの資格があなたの目標達成と成功への道を照らすことを願っています。
